SASHIKO HAKIMONO -履物と刺し子-

現代の履物(スニーカーや草履)に日本に古くから伝わる手縫い技法である刺し子を施したカスタム履物です。
日本の襤褸、古布を使用し全て手縫いで仕上げています。
German trainerやNOVESTAのdead stockスニーカーからボディーを選び、そこに刺し子を施していきます。
またこのイベントの為に製作した、草履や下駄に合わせる、刺し子の花緒もオーダー頂ける特別な機会になります。

刺し子は、まだ布が貴重な頃、長く大事に使うことを目的とし、裂(きれ)を重ねて上下に刺していき、穴を繕い農作業や越冬のために行われてきました。
布は大きいものから小さくなるにつれ役目を果たしていきます。小さな端切れになっても最後は当て布としてまた利用されていきます。表面には凹凸があり現代の素材とはまた違った感触があります。
ぜひ手で触って感じてみてください。

2021.2/20-2/28